写真の上に図形や文字を置くとき、「色が浮いてしまって、安っぽく見える」のを防ぐためのプロのテクニックが3つある。
1. 描画モードを「乗算」や「オーバーレイ」に変える
図形レイヤーの色を写真になじませる最も簡単な方法。
- やり方: レイヤーパネルの上部にある「通常」と書かれたプルダウンをクリックし、「乗算」や「オーバーレイ」に変えてみよう。
- 効果:
- 乗算: 下の写真の影と色が混ざり、しっとりと落ち着いた色味に。
- オーバーレイ: 写真の質感を活かしつつ、鮮やかに色を乗せられる。
2. 「不透明度」を少しだけ下げる(90%〜80%)
ベタ塗りの図形は、不透明度をわずかに下げるだけで、下の写真のニュアンスが透けて見え、デザインに深みが出る。
- ポイント: 「100%」だと「上に貼ったシール」のように見えるが、少し透かすことで「写真の中に存在するパーツ」のように馴染む。
3. 写真から「最も暗い色」を影に使う
文字にドロップシャドウ(影)をつける際、デフォルトの「黒」を使うと不自然に浮くことがある。
- プロのコツ: 写真の中の「一番暗いブラウン」や「濃い影の部分」をスポイトで取り、それをドロップシャドウの色に設定しよう。
- 効果: 影がその写真の光の環境に馴染み、高級感が出る。
さらに上級者向けの「なじませ技」
もし、斜めの図形が写真の質感を無視して「平坦すぎる」と感じたら、これを使ってみよう。
- 「ノイズ」を少し乗せる:
- 図形レイヤーを選択し、メニューの [フィルター] > [ノイズ] > [ノイズを加える]。
- ほんの少し(1〜2%程度)加えると、写真のザラつきと質感が合い、合成感が消える。