インフォグラフィックやビジネス向けの図解イラストなら、「Illustrator(イラレ)一択」と言っても過言ではない。
1. 「ベクターデータ」が動画に必須だから
動画(After Effects)にする際、イラレで作った「ベクターデータ」でないと困る理由がある。
- 拡大してもボケない: 動画内でアイコンをズームアップしても、線がパキッと綺麗なまま。
- 後で動かしやすい: イラレで「腕」「足」「目」などをレイヤー分けしておけば、動画ソフトに持っていった時にそのままパーツごとに動かせる。クリスタなどのビットマップ画像(ドットの集まり)だと、これが非常に面倒になる。
2. 「正確な形」が作りやすいから
インフォグラフィックは、均一な線の太さや、正確な円、等間隔の配置が重要。
- イラレ: 数値で「線を2pxにする」「30度傾ける」といった操作が得意。
- お絵描きソフト: 手描き感(筆圧やニュアンス)を出すのが得意。 ビジネス図解は「エモさ」よりも「情報の正確さ・見やすさ」が優先されるため、イラレの方が効率的。
3. 修正が爆速だから
クライアントから「このアイコンの色、全部青から赤に変えて」と言われたとき、イラレなら数クリックで一括変更できる。お絵描きソフトだと塗り直しに近い作業が発生することがある。
どう使い分ける?
クリスタ/アイビス: 「温かみのある手描きイラスト」をそのままバナーに入れたい時や、ラフ案を描く時には役立つ。
Illustrator(イラレ): ロゴ、アイコン、グラフ、図解、キャラクターの清書。
Photoshop(フォトショ): 写真の加工、バナーの仕上げ。
Photoshopは「形を決める→確定(Enter)」という「決定」のプロセスが必要だが、Illustratorは描いた瞬間に「実体」としてそこに存在し続けるイメージ。この「確定がいらない」感覚に慣れると、図解作りがめちゃくちゃ速くなる。
1. 「確定」がいらない理由
Illustratorは「ベクターデータ(数式でできた図形)」を扱っているから。
- フォトショ: 描くたびに「ピクセル(点)」としてキャンバスに焼き付ける感覚なので、「これでいいですか?」という確認(Enter)が必要。
- イラレ: 常に「動かせるオブジェクト」として浮いている状態なので、描いた直後にそのまま別の場所を掴んで動かせる。
2. Enterの代わりに使う「超重要キー」
Enterを押さない代わりに、イラレで一番使うのは「V(選択ツール)」と「Esc」です。
- Vキー: 何かを描き終わったら、とりあえず「V」を押して黒矢印に戻るクセをつけると、誤操作が減る。
- Escキー: 文字入力などを途中でやめたい時や、選択を解除したい時に便利。
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